ドイツAmazon販売のすすめ

EU(ドイツ)Amazon販売については、また殆ど知られてないのですが、EU-Amazonで実際に販売した経験からいうなら強くおすすめします。
日本やアメリカのAmazonで販売しているセラーは多いですが、EU圏で販売している人は非常に少ないので情報がほとんどどありません。

では、何故EU(ドイツ)での販売をおすすめするかを簡単にご説明します。

1.ドイツAmazonの市場規模は大きい

市場規模はセラーにとって、その市場に参入するか否かを判断する大きな要素です。
市場規模の小さな場所では、いくら頑張っても売上高に限界があります。
ドイツAmazonは世界のAmazonの中で2番めに大きい市場です。
日本より大きく、2019年度は日本Amazonの1.4倍ぐらいの売上でした。
日本で月商1000万円のセラーであれば、単純に市場規模を掛けると月商1400万円となります。
日本Amazonを継続しつつ、ドイツAmazonを始めれば、月商2.4倍になることも不可能ではありません。

2.ドイツAmazonは競合が少ない

弊社のようないわゆる「中国輸入・Amazon販売」というビジネスを行っている場合、ライバルとなる日本人セラー・中国人セラーが非常に多いと感じます。
競合が多いと、当然ながら同じ商品を普通に売っても売上はあまり上がりません。

しかし、EU(ドイツ)Amazonは ライバルとなる日本人セラー・中国人セラーが 少なく、競合が少ないので売上をあげることは日本に比べて容易です。
そして、競合が少ないと売上を上げることが容易ということに加え、価格競争もあまりないので、販売価格が高くても売れます。
中国人セラーが少ないので、中国人セラー同士の価格競争も日本やアメリカに比べて、あまりありません。

ドイツAmazonは日本語対応

ドイツだからすべてドイツ語では?
と普通は思うかもしれませんが、実はドイツAmazon、セラーセントラルは日本語で表示できます。
セラーセントラルのメニューは世界共通化されているので(細かいところを除き)、操作方法も同じです。
実は、なにげなく使っている日本のAmazonも言語選択があり、逆にドイツ語や英語での表示も出来たりします。
もちろん、EU-Amazon独自メニューもありますが、それすら日本語で表示できます。

また、テクニカルサポートも日本語対応していますので、なにかAmazonに質問する際も、ドイツ語ではなく、日本語で質問できます。
ただし、これは日本Amazonのテクニカルサポートと同様、質問に対して的確な回答が得られるとは限りません。
また、基本的には日本語対応ですが、ドイツ独自の仕様などに関しては、英語での回答などになることもあります。

ドイツFBA在庫を他の国のEU-Amazonに販売可能

ドイツAmazonにFBA納品した場合、そのFBA在庫を他のEU-Amazonで販売することが出来ます。
他のEU-Amazonとは、
・イギリスAmazon ( Amazon UK )
・フランスAmazon ( Amazon FR )
・イタリアAmazon ( Amazon IT )
・スペインAmazon ( Amazon ES )
の4つのAmazonです。

これは アメリカ(北米)Amazonとの大きな違いです。
アメリカの場合は、アメリカAmazon倉庫のFBA在庫をカナダAmazonに販売することは出来ません。カナダAmazonでFBA販売するためには、カナダAmazon倉庫にFBA納品する必要があります。

ドイツと上記の4か国の合計5か国を合わせると日本の約3倍程度の市場規模となります。